今回はピン芸人のヒロシさんを紹介します。
知っている型も多いと多いと思いますが、もう一つの顔を持っています。
それは「一人キャンプ」のソロキャンパー。
芸人の舞台はステージだがキャンパーは山がステージになっています。
私はそのキャンプのYouTubeの活動が流行っている事は知っていましたが、番組も見た事がなく、最近はテレビも見ないため今回の映像を興味深く見ていました。
そこには、自然の中で過ごす素晴らしさと自分の人生の楽しみ方のメッセージが詰まっていました。
アナザースカイはの舞台は無人島。300以上の群島からなるパラオ共和国のパラオの中心のコロール島から島一つ挟んだ無人島です。
この取材から一つの生き方や考え方を学ぶ事が出来ました。
ストレスフリーな考え方にもとても参考になります。
ソロキャンプユーチューバーとして活躍の場を広げ、
チャンネル登録社数は57万人を越える。
YouTubeは4〜5年やってじわじわと再生数が伸びている。
オイルランタンが好きで萌えポイント。映え方が変わってくる。
「ドキドキ感」があるキャンプは探究心がくすぐられる。
今回の無人島への移動手段はカヤック。
「なんでも段階を追っていくから楽しいのであって、一気にMAXの状態見たら、他がつまんなくなっている気がする。なんか劣っている様な気がする。」
今回の無人島はグルゲクラウ島(東京ドーム2個分)。
カヤックを砂浜に上げる「さーっという音がたまらない。」
こだわりはハンモック白。
荷物は最小限「無駄をなくす。」
ランタンを持ってくる理由。意地でも欲しくなる理由。
”何をするわけじゃないんです”
焚き火をこうやっていじるだけなんですよ
ここ電波通じないじゃないですか。それもいいよね。
もともとの人間はそんなもの持っていなかった。
『多くを持たない』と言う非日常が良い。
たまにはそういう時間も必要なんじゃないって思う。
細かい事ばっかり考えているから、ああいう変な愚痴みたいなネタがいっぱいできた。
元々の性格はねじれている。
一人でキャンプする理由。それは、
「以外と全部自分で選べる事って無くないですか、仕事でも遊びでも。」
「遊びくらいは好きにやろうよ。だから一人でやる。」
全てが自由である。
なぜキャンプに魅了されたのか。
たまたま遊びでやってたキャンプ。
それが注目されてテレビに出られる様になったんですね。
これってとても嬉しい事ですけど、元々やっぱ芸人として僕は活躍したかったから。
「キャンプ」は芸人の仕事ではない。
31歳「ヒロシです。」ネタで一世を風靡した。
だが今日はそれとは真逆の世界。
人間て恐ろしいものですぐに”慣れる”のです。
無人島に来て、たった1日しか経っていないのにもうこれが当たり前の景色になっている。
自然も人も、環境に適応していく。
しかし、芸能界に慣れなかった。
小学生の時から人見知りで家族での場にも参加できなかった。
芸能界の仕事で楽屋にいる時、大御所さんいがいる時でもなんで俺はここにいるんだろうとしている。
「俺だけ異物だと思われているんんなじゃいか」
夢が見た世界のに楽しいと思えた事はなかった。
「人と合わせたくないんだけど、合わせなきゃいけないんじゃないかとい思いを抱えながらいきているんですよ。」
自分でもようわからない。
自分らしさを取り戻すために。
楽しいとは思えないのに楽しいむ様にしていた芸人時代。
そこから、「やらなきゃ」よりも「やりたい事」をやってみた。
自分ではあまり気づいてなかったですけど「キャンプをやってヒロシさん変わりましたよ。」と次第に言われるようになった。
キャンプと出会えて「楽しい」に出会えた。
普通の人の「楽しい」を何百倍も経験しているわ、ここ来ただけで。と思う様になった。
鳥の鳴き声にする事。
突然のスコールにあう事。
「面倒臭いですなぁ。面倒臭いけどそれを楽しんどるわけですよ。そのハプニングを」
これが、決して「良い」とは思わないけど、そういう事があってもキャンプに来るって事は楽しいんでしょう。
焚き火は人生。
”人間と同じで、最初はよく見ててあげないと、手間がかかるんですよ。オムツ変えたりとか。
それがどんどん火が育っていくと、”10代”に入ったら反抗期になる。なるんですよ。
とりあえ勢いで燃える。ただ放ったらかしたら、消える。
20代30代になっていくと独り立ちする。ですけど、30代40代てらてらと赤い感じかな。
そうそう消えない。
手間が掛かって手間が掛かって、言う事聞かなくなったりして、独り立ちしている。そしてまた手間がかかる様になる。最後は灰となる。
”これはもう人生なんですよ。焚き火って。”
やってなかったらきずかないよね。ガスでバーってやればいいだけなのだから。
”何気ない景色にもワクワクする。”
47ですがおっさんになると大体の事は経験しているのですよ。でもやっぱ自然のところにいくと毎回変わるので子供の頃に戻れたワクワクがある。
”感情のままに生きたほうがいい。”
変わったのは心だけじゃない。
今までできなかったキャンプ仲間ができた。「仲間」って嫌いだった。
でも自然とみんなって言う様になっていた。「みんな」で来たいと思える様になった。
みんなと話してても「未来の話」しかしなくなった。
”自然と前を向ける様になった。”
「俺にとってはすごい事。」
「今までは過去の事ばっかり言っていた。」
「何がきっかけで人生が変わるかわからないから楽しいなと思う。」
50歳手前ですけど「ヒロシの生き方いいじゃん。」
「言葉を噛むとか噛まないとかどうだっていいんですよ。興奮しとるんですよう。そういう事って50歳手前でないよ。」
「でも俺はそのワクワクがいっぱいあるんですよ。これからずっと。」
47歳、本当の青春はこれから。
「やりたい事を、もうやり切った」と思って死にたい。
「だから時間が足らん。」
終わりに
いかがでしたでしょうか。私は最後の言葉やりたい事をやりきりたいとの言葉が響きます。
やりたい事は何なのでしょう。
楽しみたい事はなんなのでしょう。
誰にも選択されずに自分の意思だけで自由に決めれらる事が遊び。
先ずはその事をシンプルに追求していく楽しみもあると思います。
人生を最大限まで楽しむために、感情のままに生きてみる事してみたいですね。