普段自分が”やろうと思っていた事”、”行動しようと思った事”や”相手にお願いしている事”があると思いますが、「またやっていない」と期待値が下がる事ってありませんか。
行動する本人と違う受け止め方をされて、お互いに苛々とする事/される事はあると思います。
私は家庭内でその様な場面に多く遭遇してしまうのですが、本当に些細な事で、しっかりお互いを理解していれば問題にならない様な事が多いです。
その為には自分の日頃の行いを見直し、更に相手を理解する事によって苛立つ事は減ります。
大した事が無い事にストレスを溜める事は正直勿体無いので、日頃からすれ違いを起こさない様に行動する事を勧めます。
先ずは私の過去の事例から振り返っていきたいと思います。
家庭内で起こったちょっとした擦れ違い。
私の家庭でこんな事がありました。
妻から”これお願いねと”と簡単に手伝いをお願いされる事があります。
結婚生活をしているとよくある光景ですよね。
その日は、いつもは後回しにしてしまいがちがな要求に対して、その日は自分から積極的に行動をしようと考えておりました。
しかし、その時点では行動が出来ていない私に対して、妻から指摘が入ります。
「またやっていない」と。
しかし、私自身はやろうと思っていたので悔しいですよね。
その様な形で「これからやろうと思っていた。」と説明しますが、
妻からは「普段やってないから」、「出来ていないから」。
といった理由で少し皮肉交じりに指摘され、手伝おうとしていた家事に理解を得られなかった事があります。
最終的にはどうせ出来ないから余計な事はやらなくて良いと止められました。
当然、自分が行おうと思っていた事が理解されない時ってとても寂しい気持ちになりますし苛々しますよね。
ただ、その一方で正直妻の言うその通りだとも思いました。
自分も誰かに仕事を託す時やお願いする時に、どうせこうだからと期待ができない人に連絡は取りません。連絡をとっても意味がないからです。
結局普段の自らの行動がそのような状態を作り出しているのだと思います。
相手に対して期待や依頼をしてもらう為にも、普段の自らの行いや行動の一つ一つを大切にすべきですよね。
普段、日頃の行いがとても大切であると感じた瞬間でした。
自分が相手に期待している事を先ずは自分でもやってみる。
誰かに期待してもらいたいなら、自分の普段の取り組みを周りにアピールし理解してもらう事が重要です。
これはやってもらえる。これは出来ない。と予め理解してもらう事も大切です。
無理やり出来ない事を押し付けられても、依頼する側・依頼される側のお互いにとっても不利益になる事があります。
逆に自分が相手に指摘する事を自分がやってみます。
実際に何かが原因で出来ないのかもしれないですし、その原因を理解する事で要求にストレスを溜める事は減るはずです。
職場関連では中々難しいかもしれませんが、先ずは自宅では家族とは一緒に理解を共有して少しでもストレスを減らしましょう。
景色の共有をする・目線を合わせる。
相手と同じ事をやる事で、目線が同じになります。
自分が出来ない事を相手にやってもらう。
子育ての大変さを話半分で聞いていた事を真面目にやってみる。
そうする事で相手の大変さ肌で感じることになります。
実際にやってみると言葉で聞いた大変さの受け取り方と、見える景色や角度が違うはずです。
行動をする事で、その物事の視点で物を見る事が出来ます。景色は視覚だけではないです。
子育てで大変なのは外から見ても分かります。
でも本当の大切さは実際にやってみないと分かりません。
「こんなところが大変だったのか」「言葉で言っている事が良く分かった」と体験してして同じ景色を見ていつと相手への理解度が増します。
相手にお願いする前にも、目線を共有したお願いができるので、無理なお願いに相手が苛々したり、出来ない事を無駄にお願いして、その人が出来ない事に対して苛々する事も減っていくはずです。
全ては相手を理解する事から、そして自分を変えていく事から、
思考と行動の期待値を合わせましょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
些細な事ですれ違いで日頃ストレスを溜める事は多いのではないでしょうか。
特別意識している事はないでしょうが、食い違いが発生すると余計な体力やストレスを消費します。
自分はもちろん、周りの人も気持ち良く動ける様に普段の行動を見つめ直してストレスフリーな快適な日常を目指しましょう。