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一流の人から学ぶ。SWITCH INTERVIEW(糸井重里×芦田愛菜)


一流の人に様々な思考を学びたいと思い、TVから勉強させて頂いているこの企画。

今回は糸井重里さんと芦田愛菜さんのトークからの学びを紹介したいと思います。

糸井さんの言葉を生む思考方や芦田さんの子役から活躍してしっかりと自分を持って様々な活躍をしている所等を興味深く探って何かを様々なな価値観を学ぶ機会となりました。

糸井重里「わからないものと話したい。ジャングルに分け入るような。素敵なジャングルですよね。」


小題の様に、今回は糸井重里さん側から選んだ相手が芦田愛菜さんでした。

今まで数多くの方と対談して来た中で、“わからないもの”と話してみたいという欲があったといいます。

そんな経験豊富な糸井さんが興味をそそる質問内容にも、我々視聴者は興味をそそられます。

一方で芦田愛菜さんの糸井さんに対する印象は「糸井の事を知らない。言葉に敏感な人なのかなと思う。」との事。

年の差が離れすぎている中での14歳と70歳の56歳差のトークを紹介していきます。

会話が成り立つのが愉快。ヒマワリよりも雑草が好き。

糸井さん:「大人って子供の事を何もわからないように扱う。話している事をスパイとして聞いている気がする。」

芦田さん:「“わかっていないだろうと”と話されていても分かっていた事として感じていた事はあったかもしれない。」

「3歳の頃は役になりきる事が好きだった。楽しいから続けていた。
やるからには一番になりたい、うまくやりたいという気持ちは出てきた。」

「負けず嫌いな事が沢山あり、その背景にはオーディションに不合格の日々があった。」
「自分が出てていたかもしれない作品を見ていて泣いていた事があった。」

普通に考えて3歳の頃の記憶として鮮明に意思の強さを感じつつ、小さい時から勝負の世界にいた芦田さんは勝負ごとにおいての強さ、貪欲さが身についていて良い意味でその姿が当時の役に出ていたのではと思いまいた。

芦田:「全部の世界を見上げて生きている。大人は下を見ている。」
糸井:「世界が大きくて。自分は小さくて。でも期待されている。その感触は?」
芦田:「純粋に自分がやるべき事をやる事しか考えなかった。」

<学業と仕事の両立>
芦田愛菜をただの友達として扱ってくれている友人達に心地よさを感じている。
・何か新しい事をする事は嫌いではない。
・新しい事を知る事が面白い。知らない事を知る事が好き。
・新しいコトをもっと知りたい。

中学生になって、”死”ってなんだろうと考える事になった。

挫折するのは嫌いじゃない。


現在中学生の芦田さん、TVでの姿もいつも落ち着いていて賢そうな姿をされております。
小さい頃から大人の世界を知って来たという事もあるかと思いますが、壁にぶつかる事の意味や大切さを既に理解されている事に大変驚きました。

中々大人でも身につける事が難しい思考をお話しされています。

芦田:「ぶつかったりする事で違う目標が見つかったり、“もっとこうしてみたらいいのだ”と発見になったりとか、挫折するのは嫌いじゃないです。」
「しないと前に進めないような気がする。」
「もっと前にす進む事ができなくなる気がする。」
「心配性だったり、見栄っ張り。負けず嫌い。やるからには最後までやり遂げる。」

大人になっていく私。早く大人になりたいって思ったりする。
“たわいもない時間”って、実は一番好きな時間 


芦田:「大切にしたい事は時間。何もなく過ごすたわいもない時間。」「名前のつかないものの方が貴重ですよね。」

糸井:「物事に対して、これです!」と、「すっと言えるものって、た だそれだけの事。」
「形にならないものの重要性を感じている日々。」
「周りの言葉では俺の気持ちは表せないと思うから、俺の服を着るように俺の言葉を出すんで。」「ことばは使っているうちに飽きるんですよ必ず。」

芦田:「流行り言葉の事をどう思いますか」

糸井:「魚を撮るのにいい網なんですよ。新しい言葉って。」 「その時代のピッピピチに感情を救える。」
「“かわいい”っていうのは社会の酸素。“かわいいね”っていうおか げで、役に立たない物がの拾い上げられる。」
「音と掛け算で使ってる言葉は、もっと豊かに音を広げていけばいい。」「その言葉を聞くと向こう側に何があるかって今度は見えてきますね。」

糸井さんの言葉に対しての考え方がとても勉強になる会話。

流行している言葉や、音のある言葉は時代を反映させたり、一言で空気を変えたり何かを救えたりする。

言葉の見方や視野の広がる一言。

キャッチコピーに込めた思い


糸井:「数字を書くだけで何を表しているのか聞かれる。」
「今の時代って何でも調べれらるので“もっと具体的に”と言われる事がものすごく多い時代。」

「本当に話したいのは伝えきれない言葉の方。そこをもっと話したい。」

「行間を読む。空気を読む等ありますが、言葉じゃ表せない所の言葉が一番大切。」

「無責任じゃなく仕事。」

「何でもない会話が好き。若い人同士喋っているけど
無言でもいられる相手を人は必要とする。」

キャッチコピーでもその言葉の裏側にある事を想像する事で、読む事が出来ると自分の創造性を高める事ができると感じます。

青春って何だと思いますか。


芦田:「青春ってなんだと思いますか?」

糸井:「自分の中の自然がさまよい出している事」
「植物でいえば花を咲かせる準備をしている時で生き物としてやむにやまれない。」

老人に必要な事は“今時の若い子は”と対立する事でなくて、コマを回してあげる事。“前へ行け”と背中を推せる存在になる事が大切ではないか。」

芦田:「言葉にするって楽になるのかもしれない。」
「思い込むよりも言ったりやったりする方が楽になれる。」

糸井:「後で書き直せば良いから。」「あの時描いた絵と今は違うけど、またかけた。」

「なのかな塊。」「70歳になってもそう。“こうだ”って思う事はない。」

「わかっていないって事がどんどん溜まっていく事。」
「心が豊かな事。」

終わりに


いかがでしたでしょうか。

歳の離れた2人の掛け合いや思考の深さを感じるこの対談。

言葉の裏側にある情景を普段の生活の中に想像してみるの面白いと思います。

また、挫折の大切さ、乗り越える事の有効性を中学生で既に理解している芦田さん。これから更に素晴らしい女性になっていく事も間違いないと感じました。

私も改めて自分が成長するには挫折に立ち向かう事の有効性を学びました。

挫折に立ち向かう精神が出来るとよりストレスフリーな状況を作り出す事が出来るのではと感じます。