“初心忘るべからず”と言う言葉がある様に、自分の初心を忘れない事がとても重要です。
そして忘れない事も大切ですが、初心を覚えておく、考える事、そしてそれを振り返る事ができる様に控えておく事が大変重要です。
物事を始めた後で自分の立ち位置を確認したり、モチベーションを改めて上げたり、行動を振り返る為の指針になります。
何かを始める時には初心。
これをお勧めする意味を紹介していきたいと思います。
必ず控えておく
“初心”となると、しっかりと思いを書き上げるなどをイメージする事が多いと思いますが、
誰に見られる訳でもなく、自分しか見ないものです。
記録方法は何でも良いので残しておく事が大切です。
日記帳でも、ノートでも携帯でも、または音声メモでも良いです。
忘れてしまいがちなものですが、なるべく忘れた頃でも直ぐに振り返ることが出来るツールを選ぶ事をお勧めします。
内容は簡単でも何でも構いません。
自分がどう思ってどう感じていたか、それを始めた理由を後から振り返る事が出来ればそれだけで良いのです。
もう一度言いますが、別に誰がみるわけでも文句を言う訳でもありません。
自分だけが知っていく決めている初心や目標なので気負いせず、正直な気持ちで思いを残しておく事が大切です。
惰性やつまづきがあった際に振り返る
初心は何かに行き詰まったり、つまづいた際に振り返ることが何より効果的です。
始めた当初は夢で溢れていますが、始めていくと見えていなかった大変な事や苦労が多発する時はずです。
そんな事に毎回苦節しながら進んでいくと、惰性やつまづきが生まれます。
大変な事も多いでしょう。そんな時は希望に満ち溢れていた初心の気持ちへ振り返ることです。
始めた事に対して自分が本当に求めたい事や、やっている内に少し方向性がズレてしまった事等を、初心の気持ちへ振り返る事で改めて自分を見つめ直して、モチベーションを上げたり軌道修正をかけたり、初心とのズレを確認する事が出来ます。
初心の気持ちは一度でも自分が感じた事や思った事ですので、後から振り返っても必ず自分自身に響くものがあります。
定期的に確認して行動と自分の意識を正していく事が大切だと思います。
辞める時に再確認する。
物事には終わりがありますし、様々な事情があって辞める事はあると思います。
辞め方にもよりますが、辞める前にはしっかりと初心を確認しておくことが大事です。
初心の時の自分と今の自分は、その当時の気持ちへ近づいているか離れているか、その時の思いの差、実力の差、方向性の差を意識する事が出来ます。
辞める前に一度立ち止まらないと、自分を振り返る事も出来ませんし、毎回記録を確認していく事で、始まりと終わりがどうだったか、自分はどうしてきたか確認する事で次の行動へのチャレンジ方法が変わってきます。
一つ一つの記録を大切に自分の方向性が誤った方向へ向かない様に、初心を持っておくことはとても大切です。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
初心て忘れがちですし、スタートするときに面倒さもあります。
しかし、意外と記録しておく事で良いこともあるのです。
簡単で構いませんから気負いせずに、自分の気持ちを控えて振り返る事が出来る様にしておきましょう。