インターネットの普及によって、SNSが普及し、今まで出会えなかった人との出会いや距離感は急速に近づきました。
そして更に近年のオンラインサロンや音声サービスのclubhouseというサービスが流行しています。
一昔前であれば、芸能人や一流の人の情報はテレビやメディアの編集されたものや噂話を通してしか情報を得る事が出来ませんでした。
しかし、昨今のSNSが流行っている背景とテレビやメディアを通さず、生の情報に触れられる事で「凄い人に近いた気分になる」ことの需要が高まっていることを感じています。
それが、ビジネスでもエンタメでも何でも、実際に距離感は近いた気分になりやすいです。
実際に凄いかどうかよりも、「凄い感じがする」とか「自分たちにだけ色々共有してくれる」というところが重視されているのも現代。
それだけで優越感や満足してしまいがちになってしまう感覚に注意して自分の軸で行きていく事の大切さを改めて考えさせられます。
近づければ自分がすごいのか
オンラインサロン等、会員制組織に入って、有名な人やその道の一流な方がテレビ以外の場所で発言する事って貴重な情報ですよね。
テレビで流れる一般的な内容ではなく、より専門的な濃い情報を発信していたり、自ら取得しに行っている情報なので、一般の人はあまり見ていないだろうと思って、その情報は特別なものでしょう。
普通に過ごすだけでは落ちていない情報を得る事、収集する事で、なぜか発信する方にとても近づいた感覚になってしまいます。
確かにその情報を得る事はとても貴重な事かもしれません。
しかし、その情報を持っている事で自分は凄いのでしょうか。
持っているだけで満足していては危険かなと感じます。
所属している事に満足して、何も行動しないと時間の無駄
オンラインサロンやコミュニティーに所属していても自分としての役割をこなさなければ本当に時間の無駄だと思います。
その場に所属している、このコミュニティに所属しているという優越感のみに浸ってしまいがちですが、それだけでは自己満で、他の誰かにとっても何の役にも立ちません。
流れてくる情報を見るだけ、読むだけで満足して今の流行に乗っていると感じているだけの人はとても危ないと思います。
確かにその場で挙がってくる、新しい情報は世の中に出ていない貴重な情報かもしれません。
それが自分の本業やそのコミュニティーの中で役に立てば一番良いのですが、新しい情報をただ得る事に満足してしまっていると、結果何も残らない求められない、自分がそこにいるだけで数ヶ月・数年経過して時間を損します。
そこで流れる情報は新しい情報で、新鮮な情報に映ります。
ただし自分に対して必要な情報かは別です。
その情報が起点となって新しい興味を得る事は確かに出来るかもしれませんが、
その場を離れた時に、そのコミュニティが終わった時に、成果や実績、他に展開出来るスキルが何も残っていなければ、そこに費やした時間は自分が所属していたと感じていた、自分の優越感と満足感のみです。
情報をくれる人は親切に色々と提供はしてくれますが、人の人生まで保証はしてくれません。
そもそも知り合いではないのですから。
上手く情報を得ながら、世の中への成果、人脈、スキル等で貢献し何かを還元したり残せるようにしていく事が人生の充実度を上げます。
どこの場所にいても自分が何をしたか
例えばどこの職場にいても、自分が何もしていなければ何の評価もありませんし、何の意味もありません。
次第に必要性も問われる事になります。
仕事や実績は自分が行った事が自分や組織に積み重なって行く事で様々な道が開けていきます。
当たり前ですが、まずは行動ベースを大切にしていきましょう。
どの場にいても、どの立ち位置にいても、まずは行動して体験する事。するとその瞬間から結果や行動実績が積まれます。
その行動体験を蓄積していくのです。職場でもコミュニティでも、その場所に所属しながら、その場所を借りて自分を活動させてもらっている場の提供をさせてもらっているのです。
自分だけでは出来ない事を、組織に所属させてもらう事で出来る事もあります。
また、組織なのですから、認められて評価が得る事が出来れば新たな人脈も出来ますし、次々と新しい仕事や、より素晴らしい情報を手に入れる事が出来る事でしょう。
情報は取りに行って溢れたものを拾うのではなく、自然と流れてくるサイクルに身を置く事が
自分をより良く成長させてくれるコツとモチベーションになります。
是非所属する事➕行動を1セットと考えて、より自分を成長させる事を意識しましょう。
情報を取りにいくだけで成長意欲は高いのですから。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
情報との上手な付き合い方を、改めて振り返ってみましょう。
出来るだけ情報は得る側ではなく発信する側になると、また見える景色が変わってきます。
まずは身の回りの情報整理を心がけて、確かなる行動を元に生きるコツをつかむ事をお勧めします。