日々の良い仕事図鑑

アナザースカイから一流の考えを学ぶ(前田裕二)/野心の源

今回は前田裕二さんのアナザースカイを紹介します。

舞台はアメリカNY。

6年前までは金融マンだった前田さんの努力の一旦が見られる数々が紹介されていて、努力は運命も覆す事が可能ではないかと思わせてくれる放送となっておりとても勉強になると同時にモチベーションが高まります。

世界最大の金融グループUBS時代/野心の源


当時勤めていた会社の入口をみて、仕事に明け暮れていた当時の事を思い出すと同時に乗り越えた実績を振り返る事による自信を持つ事の大切さを話されています。

「この扉を通る時に今日も大変だなって、憂鬱になりながら通った事を今想い出してそういうのを忘れないようにしようって。」

「特に、こうやって久々に戻ってくると全ての想い出が美化されてますからね。そういうのって良くないと思って。」

「苦しかった事を乗り越えてやってきているっていうのがすごい大事だなと想って」

どんな仕事をしていたのか


「一生懸命企業の分析をして、伸びる会社を見つけてそれをお客さんに伝えて、株を買ってもらってってやっていたわけですけど、日本の会社をお薦めする仕事なので、いやベライゾ(米の携帯会社)も良いけど、やっぱソフトバンクがいいと思いますよ」

「大切な自分の顧客の為に、徹底して市場や株の分析をした。」
「この4つの地域に投資をしていて、日本の割合は4%で、1500ビリオン、1500億USドルファンド。。。」
「日本以上に結果で判断される感じがすごくあったので、そのシビアさだと想いますね、大変だったのは。」

当時の同僚の話:
朝自分が行って会社に居て、帰るときもまた居て。。。
朝5:30出社⇨深夜1:00帰宅が当たり前。

いつ行っても仕事していて、「なんでそんなに仕事をしているのか聞いた時」に「自分は絶対に世界一のバンカーにブローカーになるんだ」って欲望むき出しに野心むき出しにしてきて、実際に本当にめちゃくちゃやってた奴が他にいないから、「すごく覚えている」と言われた。

優れるな、異なれ。


最近は良く、「優れるな、異なれ」と言っている。

“英語が話せる”、“営業が出来る”などのレースに勝つのはすごく難しい、それで前田さんはガッツで異なるしかないと想ったといいます。

「お客さんに対して圧倒的に想像するんですよ。」

「このお客さんて日々どんなこと考えて生きてんのかな」

「何に喜び悲しみ何を感じながら生きてるのかな」
っていうのを想像して

「だったらこの時間にこんな風なメールを送ったらいいかな」とか、

だいたいこの人は8時前にオフィス出るんじゃないかとか、

オフィス出る前の「仕事も片付いてから出ようかな今から」っていう

ちょっとした時間に電話をかけるように習慣づけようと想って、

その人に7時半から7時45分の間に電話をかけて、それをもう本当に何百人とかかな。

「恋人が何百人いるような感覚ですよね。

その強烈な想いは人の心を動かした。

当時の顧客の言葉:
「あれだけのエネルギーとか熱量とか、欲望とかを直球でぶつけられるとやっぱり感動するんだよね。

人の心を動かす事の大切さが、皆仕事をする上でキーワードになると思う。やはりしっかり考えないと人の心は動かせない。
どうしたらその人の心を動かせるか、自分はまだまだ足りていないと実感すると同時に人の心を動かすヒントがとても詰まっていると感じました。

弾き語りは人生を変えたもの。


小学校6年生から初めて、その引き語りですごくお金をもらえるようになったのが、今の自分のビジネスの原点。

父は3歳で母は8歳で亡くなり、親戚を転々として引き取ってもらった。

自分でご飯に食べられるようになるってことにすごい同時のモチベーションを持って、実際に小6の時も本当にお腹減っていたし絶対稼ぐと煮えきっていた。

その中で、
後転的に頑張れば何とかなるんだってことを、皆に伝えられるかなっていう思いがある。

そして、金融の道を目指してから絶対NYと決めていた。

起業のキッカケ


死ぬことが運命づけられているのであれば自分のミッションに忠実に生きていかなきゃいけないと感じる。⇨起業しようと想った。

日々無我夢中でやっていたから(起業した)1〜2年とかって本当に苦しかったし、多分NYにいた頃の自分からすると、

「もっとやれよ」「もっと早くしなさい」「もっともっと大きくしなさい」って、すごく悔しくなった自分に対して「当時の自分に負けているんじゃないか」みたいな。

NYの素晴らしい所、好きな所は誰に会っても夢を語る事。
皆何かしらモチベーションが高い。
刹那的な夢が集まっている。

色んな人の瞬間的な夢を受け止めているこの街って、だからキラキラしているんだと想って好きだと想った。

当時の金融マン時代の同僚の言葉:
「32か、いい年齢だ。成熟しているけど、まだ若くてハンサムででも社会の荒波にも揉まれていて全てが完璧な時だ。」
「世界を動かすには絶好の時だエネルギーと若さ、そして想像力がある。」
「経験によって得た知識がある。完璧だ。」

これからの野望


以前関係者達が「ユウと働いていた」と自信を持ってくれるようになりたい。

「本を100万部以上に持っていく事をちゃんとやりきりたいなっていうのがすごい短期の目標ですよね。」
長期的には世界で戦いたい。

「自分が成功することによって、そのマイナスを持っている人がそれはマイナスではないと、気づけたらそれで良い。

「マイナスの絶対値の方がひっくり返したら大きなプラスになる。それを証明したい。」

「もっと目線上げなきゃいけないなって思いました。」
「だから100万部とか言ってる場合じゃない今回NYにきて1000万部と思いました。」

「一生欲望むき出しで生きていきたい。」

マイナスの価値というか、だれしもが持っている自分のマイナス点、それをひっくり返す努力が出来るかどうかで、マイナス値は変化していくのだろうと感じた。−3を−1に出来る人、+に変えられる人。その全ては努力から始まるのではないでしょうか。

終わりに


いかがでしたでしょうか。

前田さんをみて毎回思う事が一見スマートで落ち着いている様に見えるけど、内側から溢れんばかりの欲望や活動欲が滲み出ているのを感じる事です。

でも嫌味は全く感じない。人当たりも良さそうで誰にも媚びずにやる事を徹底する。

この放送回で実感しました。

とにかく努力がものを言う事を納得させてくれる人。

目標と努力を人一倍やって自分の目指す人生生活に少しでも辿り着きたいものです。