LIFEハック

一流の人から学ぶ。SWICHI INTERVIEW(志村けん×Perfume)


今回の学びは志村けんさんとPerfumeの対談です。

お笑いと音楽一流の中に独自な路線を掲げる両者の仕事やスタイルのこだわりを学ぶ事が出来ました。

苦労した時期、緊張との向き合い方、仕事の大切さ、考える事の大切さ、
学びが沢山あり人生の参考になる言葉の数々です。

人生の役に立てる為に、言葉の数々を胸に刻んでいきたいですね。

Perfumeの経歴 結果が出ないと知った14歳。


14歳で上京をしましたが、それまでは広島限定で、ひらがなで”ぱふゅーむ”という名前で活動していました。

当時はイベント行ってインストアへ行って手売りして2000枚売り切った事もあったり。
イベントのお客さんが2人だけだった事もあったと語っています。

ビラを配ってもお客さんが来てくれない。何をしてもお客さんが来てくれてない。
結果が出ないと知った14歳状況当時の苦労があったそうです。

しかしそれからは
「感情を込めずに、突き放すように、冷たく歌って」と中田ヤスタカ氏に言われた事、
感情を立たせること無くす為に、座ってレコーディングを実施。
昔は感情を込めて歌っていたが事から変化が現れる様になったそうです。

しかし、好きになるまでが大変だった様で、やっているうちに嫌いが好きになった感覚があると語ります。

好きっていう原動力はすごいと改めて実感をする様になっています。
よく披露される、Perfumeでしかみたこともないステージの作り方。99.9%は大丈夫だけど0.1%で失敗したらどうしようという周りでうまい緊張と付き合う方法を模索している。

その中で緊張について志村さんへ伺いました。

志村けんは緊張しい。緊張との向き合い方。


志村さんは基本的に仕事は緊張していないとダメだと言います。
「緊張を良い方に持っていく事が大切で、緊張しないで舞台出るのは信じられない。」

緊張をなくすのはどれだけ自分が練習して稽古するかによります。
「OK」ってなってればそんなに緊張しませんが、「あそこの部分がやだな」とか脳内に残っていると、その部分が近づいて来るとどんどん緊張します。

どの部分も自信が持てるくらいまでいけば緊張しないはずと考えます。
しかし、ここまでやっても緊張する事は緊張する様です。

仕事の楽しさについて


Perfumeの曲の振付は1時間半で覚える様です。

大変でもずっと楽しく、その時も夢を追いながら楽しかった。
夢があるときは貧乏を楽しめる。 と語ります。
当時は気にしないで前をずっと見ていた。
「どうしたら結果が出るか」、「どうしたらお客さんが来てくれるのか」、「どうしたら振り向いてくれるのか」を常に考えるきっかけになるのではないかと考えています。

一方志村けんはずっと楽しいおじさん。

プライベートをなるべく出さないようにして、俺は何をやっているのだろうと思わせている方が良い。子供達の声と大人の声が、お子様からおじいちゃんおばあちゃんまで楽しませることが理想としてやってきて今は理想通りになっている。
その為、人のことを観察するのはクセになったと言います。
職業病なのか、変なおじさんだけは自分の願望。
何回もやろうと思ったキャラが変なおじさんだけ。
他のキャラは何回もやろうと思っていませんでした。

そもそも「バカ殿」 長くやる気はなかったと語ります。
どうしてこんなに長く続くのか、の問いに対しては要望があるからだと言います。
ヒゲダンスも毎週やろうと思わなかった。  

「素では面白くない。」と自身を語る志村さん。
真面目な人間。だからこそ役に扮すると面白くなる様です。
最初はトーク番組でも扮装していました。

飽きはしないようにしている。
常に自分がやっている事を上からもう一人の自分が見ている感覚を大切にしている。
笑いのネタはどこにある?常に「どうしよう」と頭の片隅にある。  

考えることがつらいから今の人はそれをやらない。
でもそれをやるから生き残っている。

セット作ってコントなんかやらない。
「僕はおしゃべりが苦手。」

その為、3日かけて台本作ったりの作業をしていると結構労力がいる。
だからみんな避けて通っている。

でもそれをやるから生き残っていると語ります。志村さんは人が嫌がることをやっていると理解しています。

小学校の頃、親父が教員小学校の教頭で堅物。あまり笑うことがない堅実な家庭だった。
その時テレビで喜劇をやっていて家族が笑っていた。そんな家族でも、笑うんじゃんとか気が付いたことがきっかけでお笑いの世界へ。

人と同じことをするのがあまり好きじゃない。
自分が面白いと思ったことでないとやらない。自分が得意なことしかやらない。
無理して自分の得意なことでないことでウケないよりは、自分の得意分野でウケた方が良い。
動き7、しゃべり3 しゃべりは自分にはできないから表情とか体技で笑わしている。
しんどいけど、この年までやっているのが嬉しい。でもまだまだ。

全部自分でメイクする。

それぞれの自己分析が明確で、好きな事を徹底的に追及するスタイルが格好良く映ります。

お客さんの笑い、拍手、笑顔が自分の勇気と自信になる。
あの興奮度と終わった時の満足度。あの経験は何者にも代えがたい。


嬉しいのとテンションが上がっているのとがわかる。
普通の人では味わえない唯一のところ。

笑い一筋半世紀 ・最終系は?ビジョンについて


目標をかなえてしまった時の不安感はどうしたら良いのか。
それは、今までやってきたことが自信にする事。

そうなってからは中々急にステップアップ出来ないけれど、する必要もないのでは?

ちょっとでも、一部でもいいから右肩を意識する。
すると、勢いでやっている時よりも深みのあるものがが出来るようになる。
すでに、 普通の人ではできないことをやってきている。
普通の人の人生の3人分のくらいのことをやってきているのだから。

理想の死に際の舞台の一番最後は寝ているシーン
(幕が下りてお疲れ様でした。で亡くなる事が理想。)

本当に最後まで人に笑いを届けたい方なのだと改めて素敵に感じました。

終わりに


いかがでしたでしょうか。例え一流の人でも売れるまでの苦労と共に活躍してからの苦労、未だに緊張もする事が分かりました。しかしそれを練習でどうカバーするか、世の中にどう表現するか。徹底的に追及する力が素晴らしいのだと考えます。

このあたりの追及の仕方が本当に大切なのだと学びました。

一流な人も簡単に物事をこなしている様に見えて、見えないところでは大変な努力をしている事を理解します。

それを比べた時に自分の悩みは浅く、自分自身が考えている悩みなんて本当にちっぽけなものだと感じます。

今回の学びを少しずつ積み上げて右肩上がりの成長曲線を描いていきましょう。