世界的に社会の変化が現れている昨今において、日常での効率化を目指す動きが顕著です。
代表程な例として、仕事では在宅勤務やオンライン会議、学校ではオンライン授業等、新たなテクノロジーを使用した取り組みがスタートし始めております。
それは授業や打ち合わせの時間の効率化や集中力、相手に伝える能力をつける点においてメリットが生まれます。
しかしながら、効率化のみ追い求め過ぎてしまう事で、”余白”という大切な時間が無くってしまうという現象も起きています。
その人にとって大切な”余白”ついて考えていきたいと思います。
余白とは?
では、余白とは何の事でしょうか。
この考えを書こうと考えた時に参考になった事はあるニュース番組の先生の言葉でした。
その学校は、特に授業のオンライン化を推奨しており、生徒もその授業に慣れ始めていました。人は慣れていくもので、生徒や先生も慣れてオンライン授業のメリットも感じています。
一方でその担任の先生は、”余白”の大切さに気がつかされた述べられております。
学校生活をオンラインの授業のみにする事で、
授業と授業と間の休み時間が無くなり、授業が終わった後の友達との会話や先生とコミュニケーションをとる場が極端に無くなってしまった様です。
ちょっとした”余白”の中の事で友人と親しくなったり、授業について相談したり、遊んだりと友人と会話をしながらアイデアを生む時間や心の隙間がなくなったりと、成長を促す為の自然な”余白”の大切さを実感しているそうです。
職場においても
在宅勤務が増加している職場においても子供の学校の様な事例は発生している筈です。
会議や面談での打ち合わせなども、移動中の小さな相談や会話における、ちょっとした気づきやアイデアにも繋がる事は過去にも沢山ありました。
また、会社勤めをしている方の仕事は一人では出来ない事も多い為、業務、事務員、営業、管理部門などの連携、情報共有なども重要になってきます。
職場での出会い頭での会話など、相手の仕事に対する小さな感謝の一言等でもコミュニケーションが生まれ、仕事を円滑に進める為のヒントにもなっていましたが、それ自体も減少してきました。
コミュニケーションや移動時間という余白は、少しでも気持ちを落ち着かせる場所として機能していた事で、これからの余白作りを考えていく必要があると思います。
リンク:職場のストレスフリーな仕事環境作りに必要なのは感謝の気持ち。
変化していく社会生活において大切な事
何でも効率化を求め過ぎる事は、それぞれメリット/デメリットがあります。
その中でも日常での隙間や余白の大切さを再認識して生きていく事が大切です。
時間や気持ちに余裕があるからこそ楽しかったり、休憩があったりする事で人の精神は安定します。
余白や隙間時間は、物事の合間や移動時間などで自然と与えられてきた物でしたが、
これからは自分自身で意識的に時間を作る事を心がける様に意識して一日一日生きていく事が大切なのかと感じています。
物事の間には必ず5分や10分休憩するなど、自らルールを作って余白を作り出し、
自分と向き合う時間を作り出す事で、新たなサラリーマン生活スタイルを構築していきましょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
余白の大切さを再認識する事で、全てにおいてコミュニケーションは大切である事を再認識します。
また、在宅勤務の増加、時間効率化により、通勤時間や移動時間を大切にする事は不要と叫ばれていましたが、実はその人にとって一人の読書や勉強時間としての”余白”として必要な時間だったのかもしれないと感じる事があるかもしれません。
これからの新しく変化が激しい社会においては、変化に合わせて自分でスタイルを身軽に構築していく事が大切かと思います。
従来の方法に捉われてストレスを抱えてしまうより、変化に身軽に対応できるサラリーマンとして生活を続けていく事はいく事をオススメします。