ノンストレスな考え方

若手が仕事で怒られる事のメリットと考え方。


サラリーマンで組織で仕事をしている中で、
若ければ若いほど、知識や行動に知見が無い為、会社の上司や先輩、または客先から等、様々な場面で叱られる事があります。

やはり他人に強く当たられると落ち込んだり、ストレスが溜まったり、悩んだりと、
仕事で怒られる事はネガティブな印象だと思いがちですが、実はとてもメリットと考える事も出来ます。

怒られる事がメリットと捉えられる考え方と目先の失敗に対して、
ポジティブに考える事の出来る考えを紹介していきます。

元任天堂社長が語る怒られる事について


昔ある本で読んだのですが、
元任天堂社長の岩田聡さんはこう言っていたそうです。

「新人って、どういうわけか、明らかに説教しやすい人と、しにくい人がいる。
 安心して「バカもん!」と言える人と、腫れ物に触るように叱らないといけない人がいるんです。これって実はものすごい差なんです。
これから与えられる量も、その人が吸収できる量も最終的に大きく変わってくる。
「バカもん!」と言われやすい人は、物凄くの事を短期的に学べるんです。」

目の前の事にぶつかり、怒られても良いのだと思います。

そこから受ける良し悪しのフィードバックは自分を成長させてくれるはずと、
考えて常に行動する事が大切です。

怒られても前に進む精神力がつく。


目の前のストレスに負担はかかるかもしれませんが、一度耐えて(度合いによりますが)、その後の行動一つ、一歩前に進む事で精神力が鍛えられ、ストレス耐性がつきます。

そのストレス耐性を強化していく事で、結果的に日常の簡単なストレスからは影響を受けてない精神が作られるのではないかと思います。

ストレスを受けない様に生活する事も大切ですが、ストレスに対する筋トレみたいな事も
コツコツと続けていく事も人生を快適に過ごすコツの様な気がします。

歳を重ねると怒る人がいなくなる


歳を重ねると、自分の上司がどんどん退職していきます。
すると次第に指導する人、怒る人が減ってくる事になります。

自分の立場が上になった時に今度は指導する側になりますが、後輩や部下に対する指導の仕方、怒られた時の慰め方が分からなくなるでしょう。

「俺も昔はこうだった」等、の後輩や部下に対する一言の言葉もかけてあげられない様な上司、先輩は伝えて上げられる言葉も少ない浅い人間だと思います。

最悪、困難に立ち向かわずに歳だけとった方は、後輩に怒られる未来も0では無いでしょう。そして後輩に怒られる事だけは回避しましょう。

実体験を元に人を指導する事が出来る人間になるためにも、しっかり目の前の事をコツコツと真剣にぶつかり、何かが起こった時はしっかりと対処できる様にしていく、人生経験を積む事も大切でしょう。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

怒られる事は単純にネガティブな事と意識してしまい、精神的に辛くなったり、やる気を削がれる事があると思いますが、長期的にみたら自分のストレスへの対処方法と考える事が大切だと思います。

怒られ慣れてしまう事は、良くないですが、正しい指導にはしっかりと耳を傾け、自分の成長への糧として捉えていく事が大切だと思います。