私は人生初の転職を経験して、あっという間に一年が経過しました。
転職当時の私は、社会人経験を積んだ中途採用者として、新しい職場に対するちょっとした期待値と、大きな実績もないのにも関わらず無駄なプライドが混ざり合う心境だったと記憶しています。
少しの経験があっても環境が変わった事で、毎日チャレンジする事が増えたり、新しい会社のルール(書類の書き方や仕事のルーティン)に適応する事等、一つ一つの行動に対して早く適応しようと考える中、目に見えない所でストレスがかかっている状況がありました。
しかし、1年経ってみて思う事は新しい生活の中でも焦らない事が大切です。
無理やり他人のペースに合わせる事に焦りすぎると、余計なストレスと会社の中での自分の方向性を間違える危険性もあります。
そこで、読んで下さる方にお伝えしたい事は、先ずは自分のペースでその会社の空気に自分自身の身体を馴染ませていく事です。
1年前の自分に対して
今の自分は日々そこまでストレスを感じていません。
しっかり快適に働ける環境を自分で作り出しますし、心配しがちな職場への適用の能力などは毎日過ごしていると自分自身も相手も自然と慣れてきていつの間にか当たり前になります。
それが人間の適応能力かと思います。
私の場合は前職と業界が違った為、仕事に対するアプローチの仕方や取り扱う商品についての知識や商品の流動等が分からず、何をどう仕事をして良いのか、右も左も分からない状況で、焦りなどがとてもありました。
扱っている物が違うと業界や、それらを取り巻く言葉や製品の取り扱い方も違いがあり戸惑いの日々。
そんな毎日が続くと、仕事の全体像が見えていない中で焦りは広がると思います。
しかし、一つ一つ目の前の仕事を誠実にこなしていく事で段々と視界は広がるので、
落ち着いていいと思います。
人は余程相性が悪くなければ、その環境に適応していきます。慣れというのは必ずきます。
新たな状態に対する悩みやストレスは時間が解決してくれる部分も少なからずあります。
自分だけの悩みは抱えなくて良いと思います。
周りに流されて無理やり自分のペースを作ってしまうと、それがベースになってしまいます。
思いっきり仕事に取り組んで、爆発的なスタートを継続できる人は良いかもしれませんが、
余程の事がない限りその体力は長続きしないと思います。
先ずは自分の事を変に押し殺す事なく、ありのままの姿で仕事をする事。
そして周りに自分の事をしっかり理解してもらう。
これが新入社員に求められる事なのかと思います。
目の前の仕事一つ一つを大切にして焦らない。
分からない事が多い為、焦りと動揺が頭の中で交錯する事は多々あると思います。
しかし仕事はチャレンジして一度流れを掴む事で理解が増していきます。
勉強できる事はチャレンジできる事はコツコツ学んで一歩ずつ進んでいきましょう。
よくビジネス本とかSNSをみていると、入社1年目で○○になった、○○売上をあげた!の様な言葉をよく見かけますが、本当にごく一部の方だと思います。
自分は出来ないからと自信を失う必要なんて全くないです。
ほとんどの人はその人の成長や人間性の事を気にします。
自分は自分のペースで仕事をしていく事、理解が深まれば徐々にペースを上げていけば良いのだと思います。
コミュニケーションだけは重要
誰でも入社してすぐに完璧な仕事は出来ません。任される仕事も比較的簡単なものが多い筈です。
でも人とのコミュニケーションは出来ます。
挨拶はもちろんですが、会話をしたり、仕事をサポートしたり。
その組織の中に馴染むにはその組織のルールに法り、コミュニケーションを行う必要があります。
その為に周りを観察して、身の回りのコミュニケーションに目を向けましょう。
自分の周りの環境が良くしておく事で、次第に仕事が捗る様になります。
休憩中でも、ランチでも、飲み会でもちょっとした時間でも、積極的にコミュニケーションを図る事をおすすめしたいと思います。
リンク:新入社員として大切な事は一言目を乗り越える事。
リンク:週末の飲み会は終電前1時間半前迄に早めに帰宅する。ストレスFREEなリーマンLIFE
終わりに
いかがでしたでしょうか。
入社して悩んでいる方は悩んで消耗するのではなく、先ずは一生懸命目の前の仕事に取り組みましょう。
1年後には悩む前に次第に自分の力がついている事と思います。
焦らない事、一つ一つの仕事をして小さな信頼でも獲得していく事で自然とその場、その仕事が自分の身になっている筈です。
焦り過ぎず自分から一歩ずつ力をつけていきましょう。
リンク:新入社員の仕事方法。失敗ノートを付けてマニュアル化のススメでストレス軽減。